2010年9月22日水曜日

A-COと友だちのはなし

おとといはカフェ「アナーキーママ」の日替わりママさんの日でした。
休日なので、ママは2人。
 友人であり、「アナーキーママ」の発起人であるナカムラサトコママとのコンビです。
ナカムラサトコは、ボイスパフォーマー。小さい足踏みオルガンを弾きながら
歌を唄うパワフルな女性です。
サトコちゃんと最初に出会ったのは10年前くらいでしょうか?恵比寿の縄というお店の中庭のライブでした。
 聞いたことのない楽器のような命を震わせるような声。腰に巻きつけた太鼓の激しい鼓動のような音に驚き、魅了され、引き込まれたを良く覚えています。どういうわけかそれからすぐに引き寄せあうように友達になり。いつも一緒にいるわけでもないけれど、たまに会ってお互いの真髄を手探りで確認しあうような関係になりました。去年の3月から、山手のゲーテ座でカフェを始めるから、一緒にやらない?と誘われ、あたしは週に1度か2度、イラストの仕事の合間にママさんをやることになったのです。(アナーキーママの詳しい成り立ちはまた今度書きます)3連休の最終日ということもあって。ゆったりと?お客さんがポツポツ。
お互い忙しかったりで、会えずじまいできた女二人。
あまりにも久しぶりに会ったものだから、コーヒーの豆を挽きながら、スープを
煮ながら、あれやこれやしゃべるしゃべる。
近況から、今読んでいる本、子どもの話し、しごとの話。シメはいつも、今、どう生きたいか。まるで、電気が走るようです。

 ナカムラサトコの情報は、リンクのアナーキーママのブログにあるので、良かったら覗いてみてください。
今週はツアーで関西方面を色々まわるようです。

 「カフェ アナーキーママ」のはなしもポツポツ書いていきたいと思います。

2010年9月16日木曜日

トリップ

絵を描くということ
文章を書くということ
走るということ
歌うということ
泳ぐということ
踊るということ
まだまだいっぱいあると思う
トリップできること
人間の特色なのだろうか。

トリップすること。

悩むということは?
泣くということは?
笑うということは?


うみが言っていた。モンゴルを馬で旅をした時出会った
犬は笑っていたと。
ノラと名づけられた犬はその後何百キロも一緒に旅をしたと。
ある時いなくなったと。
想像する 広大なモンゴルで旅をする13歳のうみ。
「泣いた」と聞いたのは異国であるモンゴルのチョイバルサンのホテルの部屋。
馬のピースにに出会った時から、うみにとってモンゴルは異国ではなくなったのだろうか。
90日の馬の旅。
笑う犬。
別れ際に泣いた馬。
旅はトリップすることとは違うようだ。


そのうちに、娘の海が馬とモンゴルを横断した旅の話も少し書いてみたいと思います。

2010年9月12日日曜日

大人の絵のワークショップ(1)

「自信を全くなくしてしまった人たちと向き合うということはどんなことなんだろう?」
 ここのところそんな言葉が心の隅に座っている。

「ものづくりを通してこんな人もいるのかと思ってもらえればいいんです」
 アナーキーママのたけちゃんが就労支援のNPOで、ものづくりの時間をはじめたと
聞いたのが今回のワークショップを始めるきっかけになる。
 たけちゃんは和裁師で、普段注文を受けた着物を縫い、アーティスト達の舞台衣装を縫い、カフェ「アナーキーママ」のママをこなし、なにより楽しそうに生きている女性だ。
 人一倍忙しいたけちゃんが自分の手先の指を、足りないなら増やしてしまえとばかりに始めた新しい動きに、あたしはかるく横っ面をひっぱたかれた気がした。最近充実しているとはいえ自分の仕事ばかりだったな、忙しいなら忙しいなりに、もう一方で自分の生き方を極めなきゃと思ったのだった。硬いといわれようが真面目といわれようが、「生き方」を意識してしまう。学校にも会社にも行けなくなり、外にすら出れなくなって自信がなくなった人たちが、やっと一歩を踏み出せた場所。その中のたった一部の時間。あたし自身こうして「自分として生きている」と思えるようになるまで、天に祈ったり、泣きながら絡むほど髪をくしゃくしゃにした時間があったのだ。自分に影響を与えてくれたのはいつも「先を歩いている人たち」と「こどもたち」だったのを思い出さずにはいられなかった。
 
 最初の日は何がしたいだろう。そんなことを考えて数日を過ごした。
 「今度のワークショップは大人の人たちでしょ?一番最初の日は何がしたいと思う?」
 うちで食事をしている時そんな話を真ちゃんにした。
 「やっぱり絵の具やろ」
 真ちゃん(つれあいです)はあたしが子どものワークショップをやる時、仕事と重ならなければパートナーとしてやってくれている。こどもたちやあたしと同じように空間の空気を吸い込んだり吐き出している。
 ワークショップの時、子どもたちがまるでとりつかれたように絵の具で絵を描いているで、真ちゃんは絵の具には魔法のような力があると思っているようだ。

 すぐにワークショップの日がやってきて、普段使っているはさみと、色紙、リキテックス(アクリル絵の具、)筆、パレット用の紙皿をトートバッグに詰めこんで、緊張している心に追いつかれないように小走りでワークショップを行う部屋に向かった。
時間より30分前。すでに机に向かって座っている20人の参加者の顔には表情がないように見える。自分自身、子どもや障ガイ者の人たちと絵を描く時間を過ごしてきたが、若い子といっても大人は始めて。
 身体は緊張感でこわばり、普段感じないような感覚を味わった。机を動かすのも、絵を描く用意をするのもスタッフの人。スタッフを目で追うわけでもなく彼らは座っている。本当に絵を描くのだろうか?なんて心をよぎるほど。こんな時あたしはすぐ泣きそうになってしまう。
 使うか使わないかわからないはさみをひとりひとりに手渡しして歩いた。目を合わす。「こんにちは、このはさみね、良く切れるの」何でも良かった。ひとりひとりと接したい。不思議なものだ。彼らは「ひとり」になると、笑ったり、身体をちじめたり、表情をあらわす。「ありがとうございます」「よろしくお願いします」という声を聞いて、あたしは励まされたような気までしてくる。
あいさつをしてから話をはじめた。
「人というのは表現して生きていく生き物なのだと思います。絵でもいい、音楽でもいい、計算することでも、走るのでもなんでもいいと思います。この講座の時間は、そんな自分を表現するということのきっかけになる時間にしましょう、絵にうまいも下手もありません。もし、今日絵を描くことまで心が行き着かなければ絵を描かなくてもいいです。ここに来たことがあたしにとってもみんなにとってもひとつの可能性なのです」

 おおぶりに手を動かしながら話したかもしれない。緊張感は言葉と一緒に吐き出され、同時に心の中に自分がやりはじめたいことを確信できるような強い気持ちが宿った。

 あたしは、はじめての大人のワークショップをはじめた。

 次回につづきます。

2010年9月10日金曜日

2回目の投稿です♪

こんばんは なんとなく秋めいてきましたね。
まだ、ぜんぜんブログをどういじくっていいのかわからずです。
昨日あたしはですね、月に1回か2回行う大人の人のワークショップの日でした。
10年ほど子どものお絵かき教室をやっていたのですがここのところは
子どものお絵かきもワークショップやイベントという形態が多くなっております。
大人の絵のワークショップは昨日で4回目で、学校や社会に出てから、自分に
自信が持てなくなった人たちを支援するNPOのビルの1室でやっていて、それに
行ってきました。それで、その話を書こうかなと昨日から、取りかかったのですが
まだ、書きあがらない。。。どうやら、あたしのブログは、文章に近いものになりそうです。
描きあがったらアップしますのでぜひ、読んでくださいね、よろしくお願いします
今日はゲーテ座のカフェの日でした。金曜日はリンクしている岩崎ミュージアムのミュージアムスープカフェで、夕方まで日替わりママさんをしています。カフェの名前は「ANARCHY MAMA」そのうち詳しく書きたいと思いまーす。